ミ來地区

シネマライズで、「僕らのミライへ逆回転」を見る。
つぶれそうなレンタルビデオ店で、有名作品のリメイクを自分で作るというコメディ。

会場は爆笑だったけど、個人的にはそこまで笑えなかった。
でも退屈はせず。
どうでもよさを最後まで楽しめたと思う。

映画館を出ると、雨も気温も上がっていた。
ウェルカム、温暖前線。

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きょうは残像カフェのライブがあるけど、
3人声をかけて3人ともダメだったので、
あきらめて引きこもっていることにする。寒いしね。

ライブなんて1人で行けばと言われるかもしれないけど、
たしかに、演奏中はどうせひとりで聴いているけれど、
インターバルで何をしていればいいのかわからなくて、つまらない（ぼくは煙草を吸わない）。
そのことは、自分にとってはいまのところ、
ライブをあきらめさせるのに十分な要素になる。

思うに、ひとの心の成長には3段階ある。
①みんな自分の基準で考えている時期。
②ほかの人は、自分とは違うのだと気付く過程。
③自分は、ほかの人とは違うのだと認める過程。

②と③は、同じように見えて実は異なるし、
同時に現れるように思えてそうでもない。
②は要するに、自分の中に浮かび上がる自分の欲求をあえて無視することで、
③の場合は、自分の中に浮かび上がる相手（人々、世間、社会）の要求をあえて無視すること。
それではじめて、②で相対化された自分を認めることができる。

そのあとなにが来るのかは知らないけど、とりあえず、
何か言われても、「自分にとっての気持ちよさ」が確かにあることで、落ち着いていられると思う。



ところで、言葉なんていうものは、たいした存在じゃないけど、
こと恋愛に関しては、決定的に重要なものだって、きのう気付いた。

愛に言葉はいらないけど、恋には言葉しかいらない。

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誰かに会う予定がなくなると、ブログの更新回数が増えるのは世の常で、
生活をひとに伝えることはどうでもいいようでそのじつ、
主観的には大事な作業だということを平野啓一郎も『葬送』のなかで述べている。

誰にも報告する必要がない時、日常の出来事とはこんなにもつまらないものだろうかと思った。
（新潮文庫　第一部　下　321ページ）

何日か前から、右手の人差し指の指先が痛む、軽く押すだけで痛い。
目立った腫れのようなものはできていないし、なんだかわからない。
タイピングだけでも痛むのでなるたけ爪の方でキーを打っている。
せっかく弦をかえたギターも弾けてない。
箸を持つのも痛いなんて、高校のときの腱鞘炎以来だ。
とりあえず様子を見ることにする。
ちなみにマウスは、左クリックを中指で、右クリックを小指でするようになった。
変に器用になっていく、今日このごろ。

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歯医者、2回目。
麻酔を使った本格的な治療。
でも、ほとんど痛くなかった。ごりごりするやつも、あんまり響かない。
東京だからかどうか知らんけど、やっぱ都会はすすんでんなーと思った。
こんなに痛くないのは初めて。
麻酔も差したの気付かなかったし。
上手な先生に感謝。

まだくちびるがビリビリしているのでごはんはおあずけ。
緊張も解け、お腹すいた。

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LOLLIPOP

カジヒデキの新譜は、本人も公言している通り、
渋谷系を一身に背負ったような作品。
そのカッコよさも、恥ずかしさも。
ポップだけど、少しこだわり過ぎているような気もする。
サウンドは前作「Towns and Streets」に近く、
ただしややはずれたダンスロックも少し戻ってきていた。
ぼくはフロアサウンドの強い前々作「NEW PRETTY」の方が好きなので、
その意味ではうれしい傾向。

とりあえず、20日はHMVインストアだ。

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