2011 |
04,01 |
«いのりをうつす»
2月に水天宮前に行った。
あるギャラリーで詩と美術の展示を見るためだった。
が、いざ行ってみると、入り口の雰囲気がおかしい。
ブラックスーツのお姉さんが待ちかまえており、
傍らのプレートには「Closed」の文字。
どうやらたまたま予約制のイベントの日だったらしい。
せっかく来たのにーと思いながら会場を通りすぎる。
そのまま帰るのもつまらなかったので、水天宮に行ってみることにした。
ぼくは水天宮のことを何も知らなくて、単なる駅名としか認識していなかった。
本当に「水天宮」というものがあるんだなぁと思いながら境内へ階段を上がる。
それほど広くない敷地をぷらぷら歩いてお参りしながら、
ここは「安産」の神様なのだな、と気付く。
男一人で安産のお参り…というのもなんなので、
とりあえず普通にお参りしておいた。
お賽銭を入れて鐘を鳴らして手を叩いてからお願いする内容は人によっていろいろ流儀があるのだろうが、
ぼくの場合はあまり具体的なことは考えない。
目をつぶると、色々なことが映像として走馬灯のようにかけめぐるので、
「とにかく色々お願いします」
と言っておくことにしている。
水天宮でも同じようにして、なんとなく満足して帰った。
が、あとになってからよくよく考えると、
そういえば妊娠中の知り合いがいたのだった。
そのときは完全に忘れていた。
なので、あのときの祈りは、その人にあげようと思う。
なんとなく、祈りというものは、事後的に、ほかのものに移すことができるような気がしている。
不思議な感覚だ。
それはごまかしではあるのだろうけど、
誰かをいたわる気持ちが強いのであれば、
それでも別にいいかって思う。
あるギャラリーで詩と美術の展示を見るためだった。
が、いざ行ってみると、入り口の雰囲気がおかしい。
ブラックスーツのお姉さんが待ちかまえており、
傍らのプレートには「Closed」の文字。
どうやらたまたま予約制のイベントの日だったらしい。
せっかく来たのにーと思いながら会場を通りすぎる。
そのまま帰るのもつまらなかったので、水天宮に行ってみることにした。
ぼくは水天宮のことを何も知らなくて、単なる駅名としか認識していなかった。
本当に「水天宮」というものがあるんだなぁと思いながら境内へ階段を上がる。
それほど広くない敷地をぷらぷら歩いてお参りしながら、
ここは「安産」の神様なのだな、と気付く。
男一人で安産のお参り…というのもなんなので、
とりあえず普通にお参りしておいた。
お賽銭を入れて鐘を鳴らして手を叩いてからお願いする内容は人によっていろいろ流儀があるのだろうが、
ぼくの場合はあまり具体的なことは考えない。
目をつぶると、色々なことが映像として走馬灯のようにかけめぐるので、
「とにかく色々お願いします」
と言っておくことにしている。
水天宮でも同じようにして、なんとなく満足して帰った。
が、あとになってからよくよく考えると、
そういえば妊娠中の知り合いがいたのだった。
そのときは完全に忘れていた。
なので、あのときの祈りは、その人にあげようと思う。
なんとなく、祈りというものは、事後的に、ほかのものに移すことができるような気がしている。
不思議な感覚だ。
それはごまかしではあるのだろうけど、
誰かをいたわる気持ちが強いのであれば、
それでも別にいいかって思う。
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