ミ來地区

きょうは勤務中ずっといそがしかった。
週明けサボったから、というわけでは別になく、
たまたまなんだけど。
去年は、1日中忙しい日なんて、
1年に2，3日だったけど、
今年はずいぶん増えた。
することは、ないよりあったほうがいい。

子供のころは時間が経つのが遅くて、
大人になるにつれて早くなるとよくいう。
その理由として、
子どもの方が覚えることがいっぱいあるから、
なんていうけど、
ぼくは、単に、ヒマだからじゃないかと思っている。
なにもすることがなかったり、
なにかをずっと待っていないといけないとき、
時計の進みは遅くなる。
だんだんいつもなにかしら、
することがあるようになって、
ただずっと待ったりもなくなって、
空き時間を有効に使っちゃったり、
そんな風にしてみんな、時間を失くしていくのだ。

なにかをしたいのに、なにをしたらいいかもわからず、
なにもできないときが、いちばん長い。

それは、世界がきみを待ってくれているからだよ。

昼休みに「3月のライオン」の2巻を買って、
帰りにはBRUTUSの前の号の、映画特集を。
桐山がキレた。
楽しい。

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