ミ來地区

少し間が開いてしまったが、
また図書館に行って妖精のことを調べてきた。


今回読んだのは「図説妖精百科事典」。
まえがきにはいくつか怖いことが書いてある。
曰く、妖精を怒らせてはいけない。
妖精というのはちょっとしたことで
すぐに機嫌を損ねてしまう。
うかつに名前を呼んだり、洋服を与えたりするだけで
あなたに災難がふりかかる。
どこに地雷があるか、わかったものではないのだ。


だからとても注意深い人々は、
妖精のことを呼ぶときは「やさしい彼ら」とか
単に「あの人たち」とかいうらしい。


事典の項目がすべて「あの人たち」になっていてもおかしくはなかった。


それから、エルフにはライト・エルフとダーク・エルフがいると知った。
ライト・エルフは人間に親切な妖精で、太陽とともに生きる。
ダーク・エルフは不吉な存在。地下に潜み、ドワーフとほぼ同じだという。
ちなみにドワーフは鍛冶屋さんだが、
妖精は一般的に糸紡ぎや衣服との関係が深いらしい。


さて、「エルフ」の項目を読むとやはり、
「月光を浴びながら踊るのを好む」と書いてある。
でもそれが何を意味するのかは今回もわからなかった。


ただ、「月」の項目に、ルナティック＝狂気の語源はLuna、
という記述があり、そのような月の力が妖精たちを
駆り立てるということかしら、とは思う。


そのこととは全然関係がないが、
最近は星座の成り立ちのことが気になっている。

[0回]

最近気になっているのは、
うどんとそばの作り方・打ち方と、
妖精のことと、サッカーのゴールキーパーのことで、
きょうは図書館で「世界の妖精・妖怪事典」という本を読んだ。
（妖怪のことは、どうでもいい）


この本は世界中の妖精を名前の五十音順に並べて説明を加えた事典で、
まえがきによると妖精とは神と人間の中間的な存在らしい。
人間にとってよいこともするが、悪いこともするし（その方が多い）、
人間の形をしているものもいるし、そうでないものもいるという、
わりとなんでもありである。


妖精の伝承の解釈についてはぼくは興味がない。
そういうのは妖精がいないと思っている人に必要なもので、
もちろんぼくも妖精がいるとは思っていないが、
しかし同時に妖精がいないとも思っていないのだ。


さて、世界にはさまざまな妖精がいるが、
どの項目から読めばいいのかわからなかったので、
とりあえずもっとも一般的と思われる「エルフ」を開いてみた。


「エルフ」は妖精一般を指すこともあるが、
そうでないこともあるらしく、
そうすると必ずしも妖精＝エルフではない。
人間の形をしているのがエルフの特徴で、
夜の間に月光を浴びながら踊るのだそうだ。


踊ってどうするんだ？


知らん。


妖精についての研究はつづく。

[0回]

2月に水天宮前に行った。
あるギャラリーで詩と美術の展示を見るためだった。

が、いざ行ってみると、入り口の雰囲気がおかしい。
ブラックスーツのお姉さんが待ちかまえており、
傍らのプレートには「Closed」の文字。
どうやらたまたま予約制のイベントの日だったらしい。
せっかく来たのにーと思いながら会場を通りすぎる。

そのまま帰るのもつまらなかったので、水天宮に行ってみることにした。
ぼくは水天宮のことを何も知らなくて、単なる駅名としか認識していなかった。
本当に「水天宮」というものがあるんだなぁと思いながら境内へ階段を上がる。
それほど広くない敷地をぷらぷら歩いてお参りしながら、
ここは「安産」の神様なのだな、と気付く。
男一人で安産のお参り…というのもなんなので、
とりあえず普通にお参りしておいた。

お賽銭を入れて鐘を鳴らして手を叩いてからお願いする内容は人によっていろいろ流儀があるのだろうが、
ぼくの場合はあまり具体的なことは考えない。
目をつぶると、色々なことが映像として走馬灯のようにかけめぐるので、
「とにかく色々お願いします」
と言っておくことにしている。
水天宮でも同じようにして、なんとなく満足して帰った。

が、あとになってからよくよく考えると、
そういえば妊娠中の知り合いがいたのだった。
そのときは完全に忘れていた。

なので、あのときの祈りは、その人にあげようと思う。

なんとなく、祈りというものは、事後的に、ほかのものに移すことができるような気がしている。
不思議な感覚だ。
それはごまかしではあるのだろうけど、
誰かをいたわる気持ちが強いのであれば、
それでも別にいいかって思う。

[1回]

目がさめるとお昼すぎでした。
おととい深夜にテレビでサッカー（日本対シリア）を見たので寝不足でしたし、
もう少し午後になっているかなと思いましたが、
意外と早く起きた。

昨日の晩ごはんは吉野家の牛丼だけでした。
さすがにお腹がすいています。
朝用の小さなドーナツを食べました。
イトーヨーカドーに売っているチョコオールドファッション。
最近のお気に入りです。

洗濯機を回しながらしばらくプレイステーションをしていると、
iPod touchに新しいアプリを入れるつもりだったことを思い出しました。
この部屋には無線LAN環境がありませんから、
はじめは外出先で入れようかと思っていましたが、
よく考えたら、PCから有線で入れることができる。
iPodを持つのははじめてで、気づくことがいろいろあります。

app storeをながめていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
洗濯機も止まっていました。

洗濯物を干して、部屋に掃除機をかけてから、ようやくシャワーを浴びました。
休みの日には香りのよい石けんを使うことにしています。

着替えるとまたお腹がすいていました。
おいしいドーナツは小さいものです。
外は寒そうですし、そのまま買い物にいく元気はなかったので、
パスタをゆでて、残っていたボンゴレのパスタソースで食べました。
キューピーの、混ぜるだけのやつです。
一緒に残りのドーナツも食べてしまいました。
ドリップパックでいれたキーコーヒーと一緒に。

食事を取ると落ち着きましたが、ミネラルウォーターが切れて、
野菜ジュース以外の飲み物がなくなってしまったことに気付きました。
この乾燥する冬の日にそれではいけないということで、買い物に出ます。
近所のイトーヨーカドー。
ずっと懸念だったアイロンも一緒に買うことにしました。
そして、寒いのでもう外に出たくありませんから、
晩ごはんも買っていかなければいけない。

そうすると、さすがにアイロン台までは買っていけませんでした。

晩ごはんはオムライスです。カゴメとの共同開発で、たまごはおいしかった。
でも中がケチャップライスだけだったのが残念です。
少しだけお肉が入っていると嬉しかったのですが。

夜にNHKで宇多田ヒカルの番組を見ました。
彼女のことをじっくり見るのは、
10年くらい前のHEYHEYHEY以来だと思います。
なんだか懐かしくなりました。
これから活動休止して、復帰するころには、
また違った懐かしさが生まれているのでしょうか。

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7月4日は暑かった。

受験票に貼る写真を撮るために証明写真機を探しまわったけど、見つからなくて結局秋葉原まで行って撮った。
悪態をついた。

岩本町から都営線に乗り、神保町でエレガントに乗り換えて目的地の西巣鴨に着いたら、改札を出たところに証明写真機があった。
こんなにひねくれた存在は久しぶりに見る。
なんだか親近感が沸く。

試験会場の大学の建物は新しくきれいでお金がありそうだった。
試験は終了30分前に全て解いたところで退出する。
見直しする気力がなかったので、氏名と受験番号だけを確認した。
名前があれば生きていける。
名前を変えても生きていけるが。

人間の子どもを放し飼いする施設であるところのマクドナルドにて、DSでポケモンをダウンロードするキッズの脇をすり抜けてソルトレモンのサンドイッチを食べた。
オイルを使いすぎでまるで機械化人間の食べ物のようだ。
サンプルにもらったチキンは持って帰るつもりだったけど、あやまってゴミと一緒に捨ててしまった。
子どもをかわすことに集中しすぎたのである。

都バスのルートを逆走して巣鴨駅まで歩いてみた。
解放感も達成感もないが試験は終わった。

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