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ミ來地区

the area is there.
2024
09,19

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2010
10,02
昨日の帰り道に、イヤホンが壊れたので、
今日は行きも帰りも音楽を聴かずに過ごした。

旅に音楽はつきものです、と、このあいだ小沢健二が言っていたけど、
通勤にも音楽はつきものです、と言いたいところだったけど、
実際のところ、なにも聴いていない人たちは、かなりいる。

この人たちは、通勤時には聴かないけど、
家では音楽を聴くのかもしれない。
あるいは、全く聴かないのかもしれない。

本当は音楽なんか無くても生きていけるのだ。

それは、別に本を読まなくたって生きていけることや、
車を持っていなくても生きていけるのと、
だいたい同じだと思う。

それにもかかわらずぼくたちは、音楽や本や車を、
なくてはならないものだと思い込んでいる。

思い込むことがその人をつくっている。

今日の帰り道、ぼくは歩きながら、
「流星ビバップ」を口ずさんでいた。

自分で歌ってしまっては、
音楽の無い日とは到底言えないのではなかろうか。


イヤホン買ってくる。

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2010
01,04
2009年が終わるってことは、
ゼロ年代が終わってしまう、
と思いついてこの10年を振り返ってみた。

とっくに年は明けてしまったのだけども。
とりあえず好きだった音楽。



<2000年>
椎名林檎「絶頂集」

よくわからないうちに、なにかが終わってなにかがはじまっていた年。
同年完全に偶像化した林檎の2ndも出ているが、このシングル集の方が好きで、長く聞いた。
ほかには、くるり「図鑑」、advantage Lucy「station」など。


<2001年>
サニーデイ・サービス「Best Flower -B SIDE COLLECTION-」

ベストアルバムという時点で成長できてねえ俺。
ほかにはスーパーカー「Strobolights」。
くるりの「リバー」
はのちのちすごく好きになる。


<2002年>
中村一義「100s」

日韓ワールドカップのあった年。
さえない時期が続くが、ERAのどん底から浮かび上がった中村一義と共に歩む。
ほかには、くるり「ワールドエンズ・スーパーノヴァ」。


<2003年>
トルネード竜巻「AnalogMan fill in the blanks

この年から明らかに違う。記憶に光が差している。
初めて千葉駅の新星堂で試聴した時は本当に衝撃だった。
ほかには、卒論執筆中にお世話になった、
capsule「CUTIE CINEMA REPLAY」「phony phonic」もあげておきたい。


<2004年>
HARCO「Ethology

記憶のある中で一番幸せだった一年。
自分のペースで、本当に自分のしたいことだけを。
カジヒデキ「Good Morning Call Song」なども。


<2005年>
capsule「L.D.K. Lounge Designers Killer

リハビリを終えてふたたび歩き出した年。
オシムの手でジェフ千葉が初タイトルを獲得する。
ほかには、bluebadge labelなどのギターポップへ回帰。


<2006年>
カジヒデキ「NEW PRETTY

ひとり暮らしをはじめ、ようやく自転しながら公転という感じ。
より自由に。
ほかにCornelius「SENSUOUS」、小沢健二「毎日の環境学」なども。
くるり「NIKKI」もこの年にすごく聴いた。


<2007年>
椎名林檎×斎藤ネコ平成風俗

東京の街に出てきました。でもちょっと停滞気味に。
ライブにはよく行くようになるが、あまりCDを買わなくなる。
そんな中ほかには、LACROSSE「THIS NEW YEAR WILL BE FOR YOU AND ME」。


<2008年>
BECKMODERN GUILT

悪くもないが良くもなかった年。
やっぱりCDは買わなきゃと思い直す。初めてCDJに行く。
ほかには、totos「ROOMMATE」、プリングミン「Yes, we are.」、
それからもちろん、相対性理論「シフォン主義」。


<2009年>
100s世界のフラワーロード

やっと光が見えた、という年だったと、いまは思ってるけど、
何年かしたらどうかな。わかんない。
少しずつ自分ではじめてみた年、かな。
初めてサマーソニックに行く。
そこで、VASELINES「ENTER THE VASELINES」。
ほかには、相対性理論「ハイファイ新書」、フレネシ「キュプラ」など。



結局、自分は少しずつしか歩けなくて、
そうやってちょっとずつなんとか歩いて進んで広がってきた10年、
って感じだったかなぁ。

これからの10年も、そうやっていくしかないだろうけど。

広がっていけてればまぁ、いいよね。

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2009
05,05
昨日は渋谷のO-EASTで、
カジヒデキとか堂島孝平とかを見た。

O-EASTは初めてで、ずいぶん立派なトコだった。

堂島くんも初めて。
知ってる曲も半分くらいあったけど、
アレンジが全然違って、なんていうか、上質だった。
違いがわかる男、みたいな。
しかしまさかバック転するとはね。

カジくんは知らぬ間に暴漢にあっていた・・・

それはともかく。

ぼくがカジヒデキが好きなのは、
キュートなとこというよりは(それもまぁいいんだけど)、
キュートなカジがToo much too youngやTypical me, Typical youにて、
突如激しくなるそのギャップ?

みたいのが、いいなぁと思って。
そのことに今回きづいた。

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2009
02,27
映画を見るまえに池袋の、
ディスクユニオンにはじめて行ったけど、
入り口がよくわかんないし、
店内はデスメタルがガンガンにかかってるし、
超アウェーと思って、
でも探してた小沢健二の「dogs」はあって、
状態もよくて、あれ?
と思った。
あの、ドラクエ4の、きこりのおじさんの、
「お前みたいな坊主は、ひとばん泊まって行きやがれ!」
的なね。
まったくオザワという感じの店じゃなく、
「ギタポ? 死ね! でもCDはありますよ」
あるんかい! みたいなね。
まぁギターポップではないけど。
ビクビクしながら購入。
¥1260。

「dogs」は、人気商品らしくて、
古いわりに高くて、
この値段で一番安かった。
たしかに、「LIFE」とかとは、
一線を画する気がする、
ていうか全然違うし、
この、
テンションの低さ。
ずっと聞いてられる。

それにしても池袋もアウェーだった、
居たいとこがなくて、
新宿よりもっとかも。
とりあえずもう、
東口はやめとくことにした。

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2009
02,19
サニーデイサービスを初めて聞いたのは、
高校1年生のときだったと思います。
「中村貴子がお送りしておりますミュージックスクエア」

NHK-FMであじさいが流れて、
たぶんそれ、ラズ・マ・タズのリクエストだよ、
と思ったけど、中村貴子は空気を読まず、
時代に全くそぐわない異様にフォーキーなサウンドを、
一週間で3回くらいかけました。
97年の初夏だったか、
でもあじさいだからきっと6月ころだったかもしれません。
こういう「あじさい」もあるんだよって言ってるみたいに、
その意味で中村貴子はすっかりぼくらの音楽の先生だったわけです。

いま思うとそのころにはすでに「愛と笑いの夜」が発売されていたわけで、
にもかかわらずその前のアルバムから選曲して、
たしかにアコースティックを前面に出した曲のやわらかさは、
ぼくにとっては逆に余計に衝撃的なものであって、
若い人がこういうのをやるのもありなんだって思って、
それでいて親の世代のフォークとは全く違う、現代的な意味でのロックでした。
ぼくは一瞬でこの曲が好きになりましたし、いや、
聞く前から好きだったといってもいいくらいです。
無意識にそういうものをずっと待っていたのでしょう。
聞いたときには、信じられない、と思いましたし、
自分はここにいていいのだ、と思いました。
さらにはうれしいのと同時に、すごくほっとしました。
自分が自由になっていくのを感じました。
それはつまり、好きでないものを、むりやり好きになる必要なんかないということです。
自分の心が踊るものが必ずどこかに存在する。
その確信こそが、ぼくの世界の夜明けだったのだと思います。
だから自分にとって、サニーデイサービスとは目覚まし時計のようなものなのです。
非常に良質で、オルゴールみたいにやさしいのに、ぱっちりと起きることができました。

そんなサニーデイサービスの曽我部恵一と、
目覚ましを仕掛けてくれた中村貴子をきのう、
タワーレコード渋谷店のインストアイベントで一緒に見られたのは、
ぼくには本当に特別なことでした。
はじめて2人のやりとりを聴いてから12年。
ティーンエイジの終わりと同時に解散したサニーデイも、
思いがけず再結成を果たしています。
円は一周し、今度はどこか新しい道へと進んでいくようです。
「東京」のころとは全然違う、
曽我部恵一BANDの激しすぎる「青春狂走曲」で、
ぼくは跳ねて、歌って、叫びました。

跳ねて、歌って、叫ぶことのない人生なんて。
世界はまだ、きれいに晴れています。
楽しければそれで良い!

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