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ミ來地区

the area is there.
2024
09,19

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2011
09,09
真夏でも部屋干しするの本当はぼく熱帯の植物だから


雨の日にやさしくしても無駄なこと知っているから蝉は鳴かない

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2011
08,09
雑誌『ダ・ヴィンチ』9月号の「短歌ください」のコーナーに、
竹林ミ來の名前でまたひとつ掲載されています。
わーいわーい


以下、採用されなかったものの中からいくつかどうぞ。

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子供らは早く寝ないと真夜中にプロパンガスのボンベが来るぞ


胸のうち改装工事するときはケーキ屋さんをふたつ建てたい


あと五十億年すれば太陽が地球をのみこんでしまうでしょう

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2011
08,05
子どものころ、うまくドライバーが使えなくて、
父親に「大体ねじは右回りって決まってるんだよ」
と言われ、ますます混乱したことがある。


一度はそうかと納得したものの、たとえば、
上の部分では右に進んでも、下に来ると左に進んでしまう。
そうしたら、右回りとも言えるし、
左回りとも言えるじゃんかー
うぬぬぬぬぬ。


その後、「時計は右回り」と決まっていることを知って、
じゃあ、上(12時)で右に進んだら「右回り」なんだな、
というふうにぼくは「右回り」を覚えたのだった。


そうやってぼくはずっと俯瞰的に、
円周全体を見て「右回り」を判断してきたんだけど、
今日ふと気付いた。
たとえばグラウンドの真ん中に立って、
周りを走っている人が右に進んでいたら「右回り」だと。
つまり、平面的な「右回り」を、生まれてはじめて理解した。


さらにさらに、
自分が走っている人になっても、
右にカーブして一周すれば右回りになるし、
左にカーブして一周すれば左回りになるじゃないか。
だから別に空間も平面もなく、一次元的に考えても、
右回りと左回りは区別できるのだった…


いままでぼくは「右回り」について、立体的なイメージでだけ理解していた。
それは確かに三次元的ではあるけど、
同時に全くもって一面的な理解だったのだなと、
けっこうな衝撃を受けたのだった。


そんな風に、これからも当たり前のことを、
死ぬまでわかり続けて(決してわかり切らないで)
いくんだろうなと思う。

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2011
07,11
あのねみんなに内緒だけどね 太ももにばんそうこうをしているの



一日中あいつと一緒に過ごしてみてわかったのって ひげの生え方くらい?



キューピーちゃん欲しさにあやうくマヨネーズ買いそうになる 午後は体育

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2011
06,12
雑誌『ダ・ヴィンチ』7月号の「短歌ください」のコーナーに、
竹林ミ來の名前でひとつだけ掲載されています。わーい


以下、採用されなかった中からいくつか気に入っているものを。

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世界一小声の上手い人めざし秘密のおはなし選手権へ


地下鉄の窓あけてみました 東京の悲鳴が聞こえてきました


こんばんわアジのひらきをいただくわ なにはともあれ閉じないアジを
(一部改)


公団に吊るされたりし鯉のぼり「いつか家族で干物になるの」

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