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ミ來地区

the area is there.
2024
09,19

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2011
09,26
常設展を見ながら、そういえば近代美術館っていうけど近代っていつからいつ?
といまさらふと思った。
そこで、あ、江戸って近代じゃないな、
と改めて認識したらちょっと不思議な感じがした。


常設展は時系列になっているから見ていけばすぐわかるけど、
明治から始まって1960年代で終わる。
だから基本的にはその期間が近代ということになる
(少なくとも、近代と考えられているということになる)。
60年代が近代というのもへーって感じだけど、確かにそうか、とも思う。
もちろん近代の始まりと終わりはグラデーションになってるんだろうけど。


だから近代というのは約100年間だけのすごく短い期間ということになる。
そのあと1970年代以降は現代、コンテンポラリーとされているわけだけど、
たとえばあと50年して2060年から見ても、
1970年以降あいかわらず「現代」がずっと続いているんだろうか。
それとも、いま約100年間とされている近代が、
もうちょっと拡張されるんだろうか。
あるいは近代と(2060年的な)現代との間に、
もうひとつ新しい枠組みが与えられたりするんだろうか。


そんなこと考えながら竹橋の駅に戻った。

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2011
09,19
竹橋の国立近代美術館に、
イケムラレイコうつりゆくもの展を見に行った。
台風が近付いているというのにものすごくいい天気で、
駅から橋を渡る時の日差しがきつかった。


チケット売り場には人がまばらで、
休館日かと思うくらいだったけど、
ちゃんと開いていてほっとする。
中に入ると冷房が効いていて、
正面の突き当たりが企画展の入り口だった。


チケットを出すとそこで常設展のチケットをもらえた。
売り場ではもらえなかったので、
別に買わないと見られないようにシステムが変わったのかと思ったけど、
ちゃんともらえた。
いまイマムラレイコ展のチケットの裏を見るとちゃんと
「ご覧いただけます。」と書いてある。
その場では見つけられなかったのだ。


イマムラレイコさんの絵はぼやっとして幻想的で、
人を描いたものはちょっとホラー。
ぼくは、海を描いたものの青や黄色の色合いがとても好きだった。


絵のほかに陶器の人形のような作品もあって、
表面にはかわいい色がついているけど欠けた部分からのぞく穴が深く、
ハニワのようで、
ハニワの時代から人間の中身がからっぽの空洞なのは
おんなじなのかもしれなかった。


小さな陶芸作品がいくつも並んだ向かいの壁紙に、
詩のようなものがプリントされていて、
その中にあった一行に目が釘付けになる。


「今日もあいましょうまたあしたもあさっても、次はもうわからないからね。」


展示室を出るとすぐ常設の所蔵作品展の入り口で、
誘導されるまま4階へ上がった。
常設展には何度か来ているけれど、ずいぶん作品を入れ替えたようで、
レイアウトも変わっていて、4階の休憩ラウンジに初めて入ったら、
景色がよく、皇居のお堀が一望できて楽しかった。
一望といっても、もちろんごく一部分だけど。
美術館から少し行ったところに門があって、
「おお、門だ。あれはなに門というのだろう」
と思いながら自動販売機で買った三ツ矢サイダーを飲んだ。
サイダーはひさしぶりでおいしかったけど、
残り1/5くらいで飽きてしまい、最後はがんばって飲んだ。

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2011
08,15
東京都写真美術館に「こどもの情景」展を見に行ったら、
思いがけず江戸末期の写真を見ることができた。


そのうちの何枚かには色がついていて、
「えっ幕末にカラー写真が?」
と思ったら、よく見ると手彩色と書いてある。
あとから着色したもののようだ。
以前ブラタモリで見たような気がする。
でもそれにしてはかなり自然な感じで、驚いてしまった。


そしてその驚きというのは、
写真に色がついていたために、その対象が身近なもの、
かなりリアルなものとして感じられたこと、
逆に言えばそれまで自分の中に無意識にあった、
明治と江戸の間の断絶のようなものの発見に対してでもあった。


カメラが日本に伝わったのがちょうど幕末だったことも関係するのかもしれないが、どうもぼくには江戸時代以前のことって、
イラスト的(浮世絵的?)にしか把握できていないように思うのだ。
それはやっぱり「二次元」の、
違う世界での出来事としての認識になってしまう。


なので、ちゃんと色のある江戸時代の写真を見て、
かなりはっとさせられた。


つながっているのだな、と思った。

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2010
08,01



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2010
07,28

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